フィレンツェ2日目 part6

ワインとか飲まないから,知らなかったんですね.赤ワインを冷やして飲むなんてのはありえないと.白ワインにしとけばよかったーっと,日本に帰ってきてから詳しい人にその話を聞いて思いました. でもって,生ヌルい赤ワインを飲んでいると,だんだん夕暮れどきになってきました.すると,フィレンツェ赤い屋根のの町なみにさらに鮮やかな上塗りがされました.その屋根の上をツバメが数匹とんでいます...はっきり言って,絵画でした. この情景を見たときに,フィレンツェにたくさんの芸術家が集まったのも理解できた気がします(まぁ,パトロンがいたというのも大きいのでしょうけど).私には,村上春樹さんのような文才が無いので伝えられないですが,とにかくすばらしいので,110ユーロの価値があります.

ちょっと後で,写真をとっておけばよかったと後悔したんですが,行く前に「日本人のイメージは,一眼レフカメラを首からさげて集団で行動する.しかも七三で,全員めがねかけている.」というハリウッド映画的な日本人像を払拭したかったので,お店の中ではとりたくなかったんですねー.でもやっぱとっとけば良かった.

でも,料理自体は,そーねー,昨日食べたAccadiのほうが安くておいしいかも.出てきたのは,前菜で,よく分からないけどチーズの塊(←これだけで腹いっぱいだって.でかすぎ.),ニョッキ(これはおいしかった,コロコロしたパスタ),ステーキ(味付けが薄味すぎ.),ケーキ,コーヒー,そういえば,一番最初は,シャンパン出てきた.まぁでも,きっとイタリア人の好む味なのでしょう.