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下記の話の前提として,そもそも違法性の高いおかしな商売をしているマルチを弁護するつもりは一切無いです.


徹夜明けで,行ったのでかなりつらかった.基本的には,キヨサキさんの言っていることと同じだし,さらに現在ある程度うまく言っているということもあり,説得力がありました.話もうまかったし.でもまぁ,完全に鵜呑みにするのは危険すぎるので,よく考えないといけないですね.

で,テーマとなっていたネットワークビジネスについて少し考えてみる.まぁ,良いイメージは全く無いですね.ねずみ講とかマルチとかね.その根本的なまずさというのは,「儲かるわけでもないのに,人を増やしておかしなものを売りつける」ということだと思います.ただ,ちょっと考えてみると,人を増やす手段として,広告というものは特に問題が無くて,現在はアフィリエイトがはやっていますね.でも,これに対して文句を言う人はいないようです.

多分,マスコミは,本当のところ文句を言いたいんだと思うんだけど,「広告」という名前だから文句が言えないわけです.ネットワークビジネスが,例えば,あるサービスに対するバックマージンだとすると,やっていることはほとんど広告と同じです.マスコミは,視聴率というものを盾にして,よく売れるCMに対するバックマージンをもらうわけです.売るものがまともであれば,という話ですがね.不思議なことに,マルチでは,商品でおかしなものを売れば,それだけで(広告媒体と同じことをした人も)全体が否定されますが,湯沸かし器で人が死んだ場合でも,マスコミはその広告を出したことに対して文句を言われることはありません.もし,ネットワークビジネスを否定するのであれば,本質的には,マスコミにも商品に対する担保責任がある気がします.

マルチと広告の大きな差は,知人なのか,不特定多数なのか違いなんだろうと思います,感覚的にはね.だとすると,不特定多数に対する勧誘は広告と同義になるから,マルチでもなんでもなくなって,売っている商品がキチンと価値があれば,問題ないということに成ります.

まぁ,まとめると,マスコミもマルチもよくよく考えれば同じ穴のムジナだよねということです...飛躍しているかなぁ?だって,マスコミは,広告した商品が悪くったって別に責任取ってないよね.最近だって,通販とか見るとかなりおかしい気がするし,その中でおかしなものを打っていたとしても,マスコミは弁償しないでしょう.マルチだって,主体が個人か法人かというだけで,ほとんど代わりが無い.

なので,セミナーに行ったときに,「マルチビジネスに恐れをなしたマスコミが徹底的に悪者にした」というのも一理あると思ってしまうわけですね.